「御殿飾り 雅(みやび)なる雛(ひな)飾り」
小樽博物館所蔵の雛飾りで
明治末〜大正の「御殿飾り」を展示しております。
大阪などでは御所をイメージした「御殿飾り」が
戦前まで多く見られました。
北海道の中でも伝統的に上方と関係が深い小樽には、
現在もいくつかの「御殿飾り」が残されているそうです。
1 月 7 日(土) 〜 3 月 31 日(金)
9 : 30 〜 17 : 00
小樽市総合博物館・運河館第一展示室
(小樽市色内2丁目1番20号)
入館料のみ
一般300円、高校生・市内在住の70歳以上の方150円
中学生以下は無料
1925(大正14)年3月の「雛壇の飾り方」が書かれた内容の小樽新聞によると、
親王雛は向かって右が男雛、左が女雛となっている。
この時期までは、小樽でもこの飾り方をしていた様子。
明治末から大正と昭和初期の「官女」・蝶が舞う様を表現「胡蝶の舞」
・能の代表的な演目「小鍛冶」・昔話「花咲爺」の「花咲爺」
・中世の芸能「説教節」の演目「安寿厨子王」
・貴族の乗り物で権威を示す目的「牛車」
・犬は安産、多産の象徴「狆引き官女」などが展示されている。
上流階級で用いられた嫁入り道具の「雛道具」が揃い、
豪華な中に雛御殿廊下付『御殿飾り』が目をひきます。
小樽市総合博物館・運河館
電話:0134-22-1258
3月3日の雛まつりを先行して、
約90年前の「御殿飾り」が展示されています。
また、昭和初期の雛人形を2月中旬より展示し、
「はくぶつかんのひなまつり」を
2月26日(日)に予定しております。
ぜひ、この機会にお出かけください。
月間イベント情報 ⇒ 1月のイベント・おすすめ情報(前期) (中期) (後期)
(スタッフ K)